伊豆大島 3 爆走伊豆大島

日本

昼飯を終えてバイク屋さんに行ってみるもまだ店主さんは戻っておりません。
どうしようかと困り果てていたら机の上にメモを発見。

『御用の方はこちらにおかけください』

なるほど、携帯に電話がかかってきたらお店に戻るシステムなんですかね。
無事電話はつながり、20分ほどで戻るとのことなので気長に待つ。

ノスタルジックな店内

椅子に座ってぼんやり外を眺める。目の前の道路を、それがきちんと道路だと思い出させるように通り過ぎる車を何台か見送った後、ようやく店主さんが戻ってきました。

とりあえず宿までの交通手段もないし、1日レンタルすることにします。店長「ところで明日の船の時間は何時?」

だ「たしか5時前くらいだったと思います」

店長「じゃあ、今1時前だから、だいたい明日の3〜4時くらいに返してくださいね」

27時間借りれることになりました、ありがとうございます。
「だいたい」「約」「くらいに」っていう時間感覚がいいですね、僕はそういうの大好きですよ。
借りたのがこちら

二人乗り可

左手側のブレーキがまったく効かない1日限りの愛車と島を爆走します。

ところで伊豆大島ってどんなイメージがありますか?結構遠いイメージがありますよね、南のほうにあるって思いません?
僕はですね、沖縄くらい南にあると思ってたんですね。石垣の家、咲き誇るハイビスカス、どこまでも続くサトウキビ畑…ざわわな常夏パラダイスだと。
時は4月、僕は半袖のTシャツ。

アホですね、アホすぎます。
なんかおかしいなとは思ったんですよ、彼女が荷物詰めてるとき、防寒具っぽい服もってるし、やたら荷物多いなーって。
しかも常夏パラダイスに行くのに水着持ってないってどういうこと?あ、そうか、向こうで借りるのか、なんて。

思いました、どうして言ってくれなかったのかと。
だ「なんで言ってくれなかったのー、防寒着なにも持ってないよー」
彼女「そこまでバカだとは思ってなくて…」
今僕は悪口を言われたんですか?多分気のせいなんでスルーしておきます。ちなみに気温は東京と変わりません、つーか島風が吹くからこっちのほうが寒いくらい。
とりあえず明日の着替え用のTシャツを重ね着します、パジャマも中に着込みます。マフラーも借りて精一杯の防寒対策。
着込みすぎてモコモコした見た目になってます。
でもバイクの防寒って、風を通すとまったく約にたたないんですよー。

とにかく自分のアホさにうんざりしながら観光マップに目を通します。
島一周道路なるものがあるようで、そこを走ってれば一周出来るそう。一周が約1時間だそうで、途中寄り道とかしてたら3〜4時間かかるっぽい。
三原山行って、ビーチ行って、港行ってと見るところはたくさんあります。
大丈夫か俺?

極寒の伊豆大島ツーリング、スタート。

 

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