インド 20 インドから帰国その後

インド

成田について先ずは検疫に駆け込みました。
症状やどんなことした、どんなものを食べたかを細かく聞かれます。

検疫「ところでガンジス川には入りましたか?」

僕「はい、入りましたけど…」

検疫「あーそうですか…」

僕「え、なんすか?マズいですか?」

検疫「あんまりよくないですねー、普通に寄生虫とかいますし」

僕「うそ!?どうすればいいですか?!」

検疫「一週間以上症状が治まらない場合、隔離治療が必要な感染症の疑いもあるので大きな病院に行ってください。治まれば大丈夫だと思いますよ」

僕「そ、そうですか、分かりました」

彼女「ちょっと近づかないでくれる」

僕「え、なんで…」

彼女「ちょっと近づかないでくれる」

僕「…」

まあ治りましたよね、心配するだけ損でした。

仕事帰り

次の日から二人とも日本の日常に戻っていきました。

毎朝決まった時間に電車に乗って、定時まで仕事して、夜は飲みいったり家で映画観たり。
何不自由ない生活、十分満たされた日常です。
でもなんだか物足りない。

ここでは誰も話しかけてこないし、店員さんは親切だし、値段の交渉もしなくていい。
これ以上ないくらい快適な環境なのに、変ですね。

二週間ほどたったある日、今回の旅をブログに残そうとふと思いつきました。
その話を彼女にして、インドでの出来事メモを二人で読み返しました。散々な目にあった記憶ばかりがよみがえり、どうしてインドなんて行ったんだろう…
だけど嫌いになれない。嫌いになってもいいはずなのに。

そうか、インド好きなんだ。

気付いてしまいました。

僕「ねえ、インドどうだった?」

彼女「うん、二度と行きたくないと思った」

僕「まあそうだよね」

彼女「でも、なんだろう、最近インドのことばっかり考えるんだよね。インドだったらこうだとか、前なら気になってたことがインドよりましだって思ったり」

僕「なるほど、それって結構気になってるよね」

彼女「正直、もう一回行ってみたい気もする」

僕「そうだよね!よかった、また行きたいよね!」

彼女「そうだね、だんだんそう思ってきたかも。でもしばらくたってからね」

僕「もちろん、次は最低3ヶ月コースだよね?」

彼女「え、そんなに長期間?」

僕「だって長い方が楽しいじゃん!よし、楽しくなってきた!カレー食いにいこう、インドカレー」

シタル吉祥寺店
インド人シェフの作る本場カレー

散々な目にあったのに、何故また行きたいのでしょう。
理由はほんとに分かりません、でもまた行きたい気持ちに嘘はないんです。

よく言われることですが

インドは両極端な国、大好きになるか大嫌いになるか、どっちかだ

たった10日やそこらでは到底手に負えない国インド。
確かに発展途上国の感は否めませんが、それでも一度は訪れてみて欲しい国です。
出発前は不安だし、滞在中は想像もつかないほどのトラブルに見舞われることになると思います。
大嫌いになる要素は十分すぎるほど揃ってますし、実際二度と行きたくないっていう友達もいます。
でも、たとえ嫌いになったとしても、一生消えないインパクトがこの国にはある気がします。

実は今回の旅行で海外旅行はおしまいかなーと思ってたんです。
一週間以上休みとるのも難しいし、行けてもお金使ってリゾートとかツアーとかだろうな、と。
別にそれが嫌なわけじゃないんです、いろんなスタイルの旅行をしましたけど、僕は安い宿や旅行者が集まる場所に滞在して現地の暮らしを間近で見るスタイルが一番好きなんです。

でも、これで終わりとか言ってられない、まだまだいろんな所に行ってみたい。
仕事休めないなら変えればいい、お金ないなら稼げばいいじゃないか。
簡単なことですね、自分の一番大事な事を中心に生活をデザインすればいいだけ。

次の目的地は未定ですが、また必ず出かけようと思います。
そしていつか必ずインドにも。

コメント

  1. あさの より:

    非常に読み応えのある素晴らしい旅行記をありがとうございました。とてもよかった!
    今後も楽しみにしております!

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