タイ、バンコクの観光名所、ルーフトップバーシロッコに行ってきました。
絶景を見下ろしながら、美味しい飲み物をいただく。タイを満喫するコースとして外せません。
心残り
 |
| 朝飯 |
カオサンは今日も賑わっています。
まこつが帰国する日なので、いつもより早起きして１日をフルに使って遊びます。
朝飯はホテル前のレストランでトムヤムクンを食べます。まこつが食べた事ないっていうから頼もうかってことになりました。
このトムヤムクンがめちゃくちゃ美味い。こんな美味しいトムヤムクンは食べた事ない。しかし、非常に辛い。僕は辛いのは苦手です。辛いのが嫌いないわけではなく、お腹を壊すのであまり食べないようにしているのです。しかしこのトムヤムクンは美味いなー。
だ「何時の飛行機だっけ？」
ま「夜中の1時やわ」
と「そかそか、じゃあバス予約しとこうか」
 |
| カオサン |
22時ホテルピックアップのバスを予約して準備は万端、あとは22時まで遊ぶだけです。
今日はバンコクでやりたいことを全部やるということで、まずはAちゃんのお店へ。
ま「おはよー！Aちゃんおるー？」
店員B「おはよー。Aは実家に帰ったよ」
ま「は？」
B「だからまたお店に出てくるのは来週ね」
だ「どんまい…」
と「まこつさん、連絡先、残していけば…？」
ま「ぐすん、俺の、俺の嫁が….」
だ「まだ嫁と決まったわけでわ…」
ま「うっさい、このさい夫でもいい、この愛は本物や」
いないものはしょうがないので、あわよくばAちゃんと１日デートというまこつプランは白紙に、再度作戦会議を開催しにマッサージへ行きます。
ま「よし、切り替えて遊ぶぞ！俺、行きたいところがある」
と「お、いいね、どこ？」
ま「じつはこんなものを持っていましてね…」
 |
| 夜のバンコク |
だ「あんたって人は…」
ま「まだ昼ですが、溺れに行きたいんです」
歴史的建造物も、豪華で手のこんだ絶品料理も、他の何も彼を熱くさせることは出来ません。彼が熱くなるのは男女関係だけのようです。
いいでしょう、この際付き合おうと思います。3人でよさそうなお店をピックアップします。
とりあえず近いお店にしようということでピンクラオっていう場所を目指します。トゥクトゥクで早速移動。運転手が迷ってちょっと遠い場所のショッピングセンターでおろされます。買い物には１ミリも興味がない彼は「店は、店はどっちか？」を連発しておりました。
30分ほど歩いてたどり着いたのは…バ◯ンタインというお店。
だ「ここ、よね？」
と「なんか、寂れたスーパー銭湯みたいな外観だけど…」
ま「行けば分かる、さあ行きましょう！」
 |
| 潜入 |
ボーイ「いらっしゃいませ」
うおお、これはなんかスゴいぞ。こんなシステムなのか、付き添いの自分もびっくりです。
彼女としきりに関心している隣ですでに臨戦態勢なまこつおじさん。
ボーイさんと何やら相談して奥の部屋へ消えて行くまこつ…僕と彼女は併設されたレストランみたいな待合室でビールを飲みながら待ちます、２時間程。
 |
| 氷ビール |
まこつのデジカメを勝手に見ながらビールを飲み、本を読み、最終的に2人で昼寝してひたすらまこつを待ちます。
………
ま「いやーお待たせ！タイ最高！俺タイに住みたい！」
100万ボルトの笑顔を爆発させながら登場したまこつおじさんは一皮むけたように見えました。間違いない、彼は、成れたんですね。タイのエレファントに。次はアジアのマンモスだっけ？保証します、君なら大丈夫。いっそ世界のティラノサウルスまで進化してください。
……..
まこつの帰国
カオサンに戻りお土産を求めて徘徊します。時間もあまりないし、待ち合わせ場所を決めて3人バラバラで行動します。
 |
| インド布 |
そこで僕は以前登場したI君にばったり遭遇。
I「あ、こんにちは」
だ「おー、元気だった？あれからどうしてたの？」
I「アユタヤ行って、明日チェンマイまで行ってみようかと思ってます」
だ「そかそか、楽しんでるね！ところでI君、エロに興味はあるかい？」
I「は？まあ、それなりには…」
だ「そうかそうか、じゃあこれを君にあげようじゃないか」
夜のカオサン
I「いや、特に欲しくない…」
だ「いいかい、I君。この本は日本の勇者がタイを満喫する為に買った貴重な本なんだ。ページの至ところに折り目があるだろう？これは、偉大な勇者が必死で解読した努力の跡なんだ。で、勇者は心が広いから、自分だけじゃなく、みんなにもタイの素晴らしさを知ってもらいたいって思ってる。だから、自分が調べた情報を、みんなに無償で提供することに決めたんだ。これさえあれば、ムダな時間を使うこともない。ムダなお金も使わないし、危険を冒す必要もない。これから入るダンジョンの地図みたいなもんだ。宝箱の場所が全て書かれた地図なんだ。この価値、分かるよね？だから、この本は日本にもって帰るより、タイのカオサンにあるべき、いや、いるべきなんだ。君が受け継いで欲しい。情報と一緒に、勇者の心を。そして、君が見込んだ日本人に、同じように渡して欲しいんだ。心と一緒に」
I「言ってる意味が全く分からないんですが…」
だ「大丈夫、君はこの本を受け継ぐ資格がある！」
I「はあ…」
だ「じゃあ頼んだよ」
こうして夜のカオサンはI君の手に受け継がれていきました。今頃カオサンの日本人観光客の中で伝説の本として語り継がれていることでしょう。
 |
| マカロニクラブ |
最後の晩餐を楽しみ、マッサージにいって、パッタイで夜食を済ませると22時になりました。
ま「イヤーイヤー、帰りたくない！」
と「まこつおじさん、また来ようよ！」
だ「そうそう、また来ればいいじゃないか」
ま「絶対来る、俺は、Aちゃんに会いに！」
だ「やっぱり最後はそれかい…」
と「私たちがAちゃんに会ったらよろしく伝えとくよ…」
ホテルボーイ「へい、バス来たよ」
こうしてまこつおじさんはタイを後にしました。彼は終止ピンクなタイを満喫して帰って行きました。
さようならタイのエレファント。
気をつけて帰ってください。
コメント