インド 16 バラナシ探索

インド

インドでポピュラーなスポーツといえばクリケット。

イギリス植民地時代の名残か、子供から大人までクリケット大好きなようです。
ちょっといいお店にいってテレビを観ると必ずクリケット、テレビのあるホテルではスポーツチャンネルは大体クリケット。
ルールもなにも全く分からないので全然楽しめないですけどね。
クリケットをする子供達
午後は買い物と街をブラブラ。
デリーでは青空をあまり見る事がなかったので、バラナシの空は気持ちがいい。
入り組んだ細い路地も、必ずガンガーに繋がっていると思えばなんだか安心します。
法具屋さん
さすが祈りの街、法具がたくさん。
それぞれ用途、品質が違うらしく、詳しく説明を受けます。僕「これは何に使うの」

店「これはガンガーに祈りを捧げる物だよ」

僕「そうかー、じゃあ仏教徒の自分たちには必要ないかなー」

店「仏教オッケー!全然大丈夫!」

僕「え?」

店「ガンガーでも仏陀でもオールマイティーに使えるよ!」

適当すぎますね、ホントでしょうか?

購入したのが手前のもの。
ルドラクシャ(菩提樹)の数珠だそうで、シヴァの涙とも呼ばれ、大変神聖なものだそうな。
日本ではなかなかお目にかからないですけど、インドでは結構ポピュラーみたいでどこでも売ってました。
めちゃくちゃ悩んだ後選んだお土産ですが、後日お渡ししたところ
梅干し…?
といわれ涙目でした。
現役の井戸
ガネーシャでしょうか
ヤギ?

沐浴のおかげか、体調が急激に回復したため楽しく散策できました。

バラナシもニューデリーと同じく、誰かが話しかけてきてひと時もほっといてもらえない。
しかし余裕があるときだとそれも楽しめます。
僕の希望でマニカルニカーガートへ行く事に。
ボートからみた火葬場。
ここは24時間火が絶える事なく、誰もが入れる場所で、現地の人、観光客、犬から牛まで、みな思い思いの時間をすごしています。
一番色んな事を考えたのがここだったかもしれません。
一言で言えば「あからさま」なんです、何もかもが。
隠すとか、そういう発想がまったくない。
日本ではブラックボックスに入っていて、ある事すら知らないものが、ここでは全てあけっぴろげで目の前にあります。
それについてどう思うかは人それぞれだと思いますが、僕は「あからさま」であることも悪くないと思いました。
残念ながら写真撮影は禁止、是非一度ここを訪れて自分の目で見て欲しいと思います。
通れない
今しかない!

牛さんトラップをくぐり抜け(ほんと上手くなりました)メグカフェへ。

こちらはインド人の旦那さんと日本人の奥さんで経営してるカフェだそうで、ホテルから近いし行ってみることに。
出し巻き卵

卵美味しい、醤油美味しい、でも変な甘さが…

やはり材料が揃わないと食べなれた味にはならないようで、もうこんなものだと諦める。
ここは人気のカフェらしく、狭い店内にロシア人、韓国人、イギリス人、そして僕たち日本人と様々な国からの旅行者が食事を楽しんでいた。
5つも6つも言葉が飛び交う店内は活気にあふれ、お互い何を言ってるか分からないけど、それでも楽しかったです。
ホテルに戻ると、日本語堪能なオーナーのラージさんがいました。
彼はアーユルヴェーダを広めるため長く日本にいたらしく、せっかくだからと僕たちの体質診断をしてくれることに。
僕はピッタ+ワータ、彼女はピッタ、だそう。
アーユルヴェーダについて書くと長くなるので興味がある方は調べてみてください、結構面白いと思います。
彼もガンジス川には入りたくない派だそうで、日本人すごいよーって言ってました。
どうしても入らないといけないときはちょろっと浸かってすぐシャワー浴びて全身消毒するけど絶対熱と下痢になるらしい。
…あれ、大丈夫かな?
日本に帰ったら成田の検疫に行こうと密かに決心した瞬間でした。
少しゆっくりしてチェックアウト、ラージさんに会えてほんとよかった。
短い滞在だったけど、バラナシ最高。
後ろ髪引かれながら、ニューデリーに戻るため空港へ。
そういえばラージさんに水が出なかったこと言わなかったな、まあいいか。

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