インド 14 ガンジス川でバタフライ

インド

朝4時に鳴り響く目覚まし。

ガンガーの日の出を見に行くため、のそのそとベットから這い出して服を着替えます。
実は昨晩、シャワーが水しか出なかったため、適当に体を拭いただけで寝ました。
さらにその後、水すら出なくなり、トイレも流せない始末。
ホットシャワー使えるというからこのホテルにしたのに、水すら出ないなんて何事だ…と文句も言いたくなりそうですが、不思議とそんなこと気にならない。
今あるものだけで十分、そんな気持ちになる、これもインドの魅力なのでしょうか。
ダシャーシュワメードガート
昨日知り合ったSさんご夫婦のご好意で、予約してあるボートに一緒にのせてもらうことに。
適当につかまえればいいと思っていたけど、朝の混雑をみてボートの予約って大事だなと思いました。
朝の沐浴
昨日の午後とは比べ物にならないくらいの人が集まってきます。
みな聖なる河に体を浸し、祈りを捧げています。
躊躇なく入ります
体を清め、歯を磨き、洗濯物をし、この河の水を飲む。
この街の人にとっては日常でも、僕たちにとっては驚きの連続。
日の出
ただただ癒される。
会話も忘れ、じっと太陽の暖かさを感じていました。
バラナシ
ほんと遠目からみると奇麗な街、まるでファイナルファンタジーの中で描かれそうな世界です。
さて、実は僕にはもう一つやることがあります。
とても大切なことなので、万が一にも失敗は避けたいと思い、彼女にも相談しなかったこと。
それは
いくぜ!

せっかく来たんだから!

もしやらなかったら、もう一回やり直すのに10時間近く飛行機にのってインドまで来ないといけない…いつやるか、今でしょ!
大腸菌?寄生虫?水質汚染?
大丈夫、ここは聖なる河だから!
気持ちいい!

素晴らしい開放感、河で泳ぐとか子供の頃以来でほんとに楽しい。

ひとしきりはしゃいで皆のところに戻ると、呆れた顔でお出迎え。
一応ペットボトルの水で体を流してすぐにシャワーを浴びた方がいい、と現地のガイドさんに言われ、ほんとに汚いんだなと実感。
ちなみに、バラナシに来た観光客は全員沐浴をするもんだと思っていたら、そんなことないらしい。
ガイドさん曰く、欧米人は絶対に入らないし、インド人でも入りたがらない人がいるらしい。
飛び込むのは主に日本人で、「ガンジス川でバタフライ」の影響か、日本人のバタフライ率が急上昇だそうな…
※ガンジス川に入るのは自己責任でお願いします。ちょっとここでは書けないけど、いろんなものが流れてます。様々な感染症にかかった例があり、何らかの不調をきたす確率は80%とも…僕は奇跡的に無事でしたが今考えると恐ろしい
真面目にお祈り中
沐浴を終え、心なしか体調が回復したような気がします。
さすが聖なる河。
ずっと悩まされている下痢と発熱が治まるよう祈りを捧げます。

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