目を覚ますとすでにインドの上空にいました。
インディラガンジー国際空港の入国カウンター。
すでにインドっぽいというか、日本ではまず見られない装飾、外国に来た感が一気に高まります。
ちなみにインドでは英語が通じるってことで、かなり余裕綽々で乗り込みました。
ちょっとくらいなら話せるし、旅行に必要な英語のコミュニケーションは困らないだろう、と。
が、後々言葉のトラブルがいろいろ起こります…
そういうのも含めて旅行だから、多少のトラブルはむしろウェルカム!って今なら言えるけど、当時は結構つらいものがありました。
無事入国も完了して、次は両替。
空港はレート悪そうだけど、ここでは円は紙くずなので強制的に両替。
インドの通貨は Rs(ルピー)で、今回のレートが大体 1Rs=2円くらい
とりあえず1万円をチェンジして6000Rsほどゲット。
あと念のためいくらか米ドルにしておきます。
後は街中の有利なとこでチェンジすればいいかってことで、ひとまず様子見。
さて、もう日も暮れてるし、後は宿に直行してゆっくりしよー…
とは行かない。
宿を、決めます、これから。
とりあえず安宿街を目指そうとは決めてたから、地球の歩き方に従い
ニューデリー駅前のメインバザール、パハールガンジーへ向かうことに。
空港から車でも一時間近くかかるらしいので、バスや電車での移動はちょっと気乗りしない。
リッチにプリペイドタクシーを利用することにします。
さて、地球の歩き方によりますと、空港の外はぼったくりインド人の巣窟だそうです。
タクシーやバスに乗れと人がピラニアのように集まってくるとの情報を入手しております。
正直鬱陶しいし、到着したばかりの初インドでどれが当たりのタクシーか、見分ける自信もありません。
しかしとにかく外に出ないと始まらない。意を決して外に出てみると…
誰もからんでこない!
どうしたインド人?
拍子抜けしてぼけっとしてたら、あっさりプリペイドタクシーの乗り場を発見、早速乗車します。
さて、プリペイドっていうくらいだから料金前払いのタクシーのはずなんだけど
「代金は降りるときでいい」
って頑に受け取らないドライバーさん達。
そう、アジアを旅する時、避けて通れないのが料金交渉。
到着して早々、値切る気力も突っ込む気力もないので、ここは地球の歩き方に従い
「500Rsで、それ以上は払わないから」
ってことで交渉成立。
ちなみにインドも日本と同じ左斜線、右ハンドル。
しかし交通事情は似ても似つかないカオス。
3斜線の高速道路を5〜6斜線使って爆走する車、バイク、オートリクシャー。
自分の居場所を主張するように鳴り止まないクラクション。
逆走する車が何台もいてなんだかもういきなり訳が分からない。
ちなみにみなさんサイドミラーを折り畳んで運転してて、中にはついてない車もたくさん
運転手さんに理由を尋ねると
「サイドミラーがぶつかったら困るから」
だそうです。
「そうか、そりゃそうだ…」
って納得しそうな自分が信じられませんが、それもきっとこの気温のせいだと思います…
ノドがカラカラ、ぼーっとしながら考えるのは冷たい飲み物と日本のことばかり…
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