伊豆大島と言えば三原山だろう、間違いない。
とりあえず先ずは三原山を目指すことにします。
三原山についての詳しい記事はこちら
さて、今でこそ「三原山？あそこはねー…」なんて知ったかぶりの浅い知識を披露できるくらいには成長したんですが、そのときは例によってまったく知識のないままの観光。
正直ですね、噴火した火山だってことを知らなかったんです。
イメージとしてはちっちゃい裏山くらいだろうと思ってました。歩いてすぐ登れるっしょ、くらいの。
立派なトレッキングコースがあるちゃんとした山なんですね、ほんとごめんなさい。
行きのフェリーでバックパック担いだ登山者風の方達がいっぱいいた理由がやっと分かりました。
ということで、火口まで行くのは諦め、三原山が一望できる展望台らしき場所へ向かうことに。
ちょっとした展望台なんですけど、山歩き？に慣れてないときついです。
息が上がってしまいます、ほんの１０分くらいの登りなんですけど。
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| 登ります |
舗装されてるし、本格的に山に登る人には楽すぎて反吐が出るかもしれませんが…
しかし、東京の生活に慣れていると緑の中を歩くのがとても新鮮で気持ちいい。
都会の便利さは僕の中でかなりの優先順位なので大自然の中の暮らしを求めてるわけではないですが、たまにこういうとこにくると癒される感じがします。
鳥の鳴き声とか、蝶がひらひら舞っていたり、いいですね。
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| 三原山 |
やっと展望台に到着して三原山とご対面。
黒いのは溶岩が固まったものですね、すごい。
山ってちゃんと噴火するんですね、へんな感想ですけど、なんか今まで信じられなかったというか、そんなエネルギーを想像出来なかったんですけど、生々しい噴火の後をみると一気にイメージが飛び込んできました。
そういえば九州にいたときはよく桜島が噴煙をあげてます、今日は灰が飛んできます、みたいなニュースやってたけど、あれもちゃんと火山活動してる証拠ですもんね。
日本人はちゃんと自然と共に生きているんですね。
しばらくぼーっと遠くを眺めて過ごします。
島だからなのか風がとても強いです。
風にのって海の匂いが運ばれてきます。
遠くでは鳥が森を見下ろしながら風をうけて空を泳いでいます。
いつもは大きなモチーフより小さなモチーフのほうが心引かれるんですが、伊豆大島はなんだかいつもと違った感覚をもたらしてくれます。
海に囲まれた山がちの土地、なんとなくミニチュア日本みたいな感じがします。
もっといたいけど、次の目的地に向けて出発。
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