マレーシア 10 マラッカの街で歴史談義

マレーシア
マラッカのチャイナタウンは予想以上に広く、さっと回るには見所がありすぎました。
マラッカはほんとに不思議な場所です。
西洋風の建物が立ち並ぶエリアがあるかと思えば、道路一本挟んだら中華街になっちゃうこのコントラスト。

中華な建物

横浜の中華街とはまた違った雰囲気です。
しかもどのお店も行列がすごい。これはお昼食べるの大変そうだぞ…
マラッカのガイドブックに紹介されてるお店や人に聞いておすすめされたお店には行ってみたんですけど、とても並ぶ気になれない。
有名なお店でご飯食べたいなら朝早くマラッカ入りするか、もしくは一泊したほうがよさそうです。
しかたないので人がいない路地にずんずん入っていきます、狙うは隠れた名店。
でも路地裏のお店も人でいっぱい。
さらにずんずん進む。

店名不明だけど美味しそうだった
寺?
寺?

ガイドブックに載ってない建物のあるエリアまできてしまいました。
地図の外側です。
つまり迷子です、困った。適当に歩いたので同じ道は戻れない、どうしよう。
とりあえず腹ごしらえしよう、歩いたおかげでこの辺りは人が全くいません、お店もあまりないけどね…

チキンライス
カレー麺

偶然見つけた3席だけのお店に入ってみました。
隣のテーブルでおそらく女子高生らしき4人組がワイワイガヤガヤ楽しそうにおしゃべりしています。
悪くない、偶然見つけたお店がいい雰囲気で満足。
料理は鳥の骨が刺さったり、カレー麺が伸び過ぎてて美味しくなかったりと散々だったけど、落ち着ける店でとてもよかったです。

食事が終わりここがどこなのか店員さんに地図書いてもらい、この後どこを見るか話し合います。

彼女「私、マラッカの海に行きたい」

だ「マラッカ海峡ね。ここから海近いんだよね、行くのはいいけど、どうしてそんなに海がみたいの?」

彼女「何言ってるの、マラッカっていうのはね、地理の観点からは….歴史の観点からは…..」

どうしよう、全然興味ないから右から左です。
しかしそこは大人な僕です、満面の笑みと絶妙な相づちで気持ちよく喋って頂きます。
これぞ紳士。大人な男。
でもあと3分話が続いたらトイレに行こうと思います。

結局トイレに2回行き、タバコを5本吸う間ありがたいマラッカについての講義が続きました。

「ね、楽しそうでしょ!だっぴは今の話聞いてどのあたりが魅力的だと思う?」

なんて意見を求められたら困るので早急にお会計を済ませ出発する必要があります。
まとめると「海に行きたい」ってことだと理解しました。100点満点のまとめですね。
早速行きましょう。

サトウキビジュース
ポスト

海まで歩くのは結構遠いからバスか何かで移動したほうがいいという店員さんの助言を無視して教えてもらった方向へ歩いて行きます。
途中10人くらいに道を尋ね、汗だくな2人はマラッカの海を目指します。

 

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