マレーシア 6 深夜の交流会

マレーシア
宿のテラス

自慢じゃないけど僕の英語は相当にあやしいです。
文法とかよく分かってないし、テストを受ければ中学生並みの点数をゲットする自信があります。
それでも元々人と話すことが大好き+間違っても恥ずかしくないという得な性格のおかげで今までなんとかやり過ごしてきました。

そんな得な性格をもってしてもどうしようもない弱点があって、それは東南アジア圏の方々の英語がまったく聞き取れない、僕の言ったことが伝わらないということ。
ネイティブの欧米さんとはわりと意思疎通が出来るんだけど(出来ていると信じたい)何故か東南アジアの方々の英語はまったく分からん。それはここマレーシアでも同じ。

東南アジア人「ぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら」

だ「? you mean? please slowly」

東南アジア人「ぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら」

だ「???? ねえ、困った、この人英語喋れないみたいだよ、どうしよう」

彼女「何言ってんの、英語だよ….ぺらぺらぺら….」

だ「…..」

終止こんな感じで出来ない子なのであります。

そんな僕でも相手が日本語を喋れるのであれば怖くない。どんとこいである。

オーナーとの会話はとても楽しいものでした。
オーナーはマレーシアのゲストハウスだけでなく、日本、インド、パキスタン、欧米と世界各地で様々な会社を経営しているビジネスマン。要するに富豪。
世界を飛び回ってるからこそ身につけることが出来る幅広い知識(日本にいてもNYTimesやアルジャジーラなどを英語で理解出来れば手に入るらしいので諦めてはいけない)は僕を前のめりで夢中にさせてくれました。

オーナーのようなグローバルに活躍する方と話していつも驚く事は、日本人が知らないような日本の情報をたくさん持っていること。
日本のテレビや新聞では取り上げられない、取り上げられたとしても都合良くアレンジされている報道(とここでは表現しておきます)の奥の奥の奥まで深い見識と独自の意見を持っている人が多い。
そういう話を聞くたびに、英語をマスターすることは情報を得るという点ではものすごいアドバンテージなんだろうなと思います。

オーナー「ところで明日か明後日は時間ありますか?」

だ「はい、夜なら宿に戻ってると思いますよ」

オーナー「それなら一緒にディナーでもどうですか?ご馳走しますよ」

だ「ほんとですか!是非お願いします」

彼女「え、でもお忙しいなかご迷惑でわn」

だ「じゃあ夜8時にここで待ち合わせでいいですか?いやー楽しみですー」

彼女「…」

オーナーとは帰国後も連絡を取り合い日本でも食事に招待していただいたりと、とても素敵な出会いとなりました。

夜の散歩に出かけ、近所のマッサージ店へ。
まっちょなおばちゃんに土踏まずをぐりぐりされ悲鳴を上げ、土踏まずが腫れ上がり「土踏み」と化した足を引きずりながらビールを購入しにアローストリートへ。
屋台から日本語が聞こえ、近づいてみると若いお兄ちゃん三人組がビールを飲んでいたので声をかけてみます。

だ「こんばんは、日本人ですよね?三人で旅行ですか?」

兄ちゃん「こんばんは、いやみんな一人で旅行しててたまたま宿で一緒になったんで飯食いに来ました」

だ「そうなんだ、楽しそうだね。ところでマレーシアでおすすめの観光場所ってある?出来ればバスか電車で一泊程度で帰ってこれる場所がいいんだけど」

兄ちゃん「それならマラッカがいいですよ、楽しかったです」

兄ちゃん2「マラッカはよかったねー」

兄ちゃん3「んだんだ、マラッカはよかった」

だ「ふむふむ、ありがとう。じゃあ明日でも行ってみようかな」

兄ちゃん達「楽しんできてくださいねー」

マラッカ行き決定。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました