マレーシア 3 Eight Guest House

マレーシア

アローストリートにはたくさんのホテルがあります。
お店の脇にひっそり入り口があったりかなり分かりにくい場所に入り口があるホテルが多かったけど、屋台の出ていない昼間なら探せると思います。
しかし困ったことに宿泊費が高い。
日本円にしたら5000円〜7000円くらいのホテルが多く、もちろん日本の物価からしたら高いわけではないんだけど、今回少しの現金しか持ってきてないのでこの値段設定は予想外。
手持ち現金と滞在日数から計算して、使えるのは1日6000円(2人で)ほど。
この中で宿代に使えるのは2000円〜2500円くらいか?
カード持ってくればよかったとかなりの後悔。
しかし無い物はしょうがないので安いホテルを探すことに。漢らしくグイグイと引っ張っていきます、漢は金じゃないんだよ。

現地の人に聞いてみると、アローストリートと平行にはしっている通りにも宿が集中してるそうなのでそこに向かいます。
少し歩いただけで汗が噴き出してきます。さすがマレーシア、暑いです。今回の旅行はバックパックで臨んでいます。
屈強な本物のバックパッカーであれば宿を探し彷徨い歩くくらい余裕です。屈強なバックパッカーに憧れるだけのへなちょこバックパッカーな僕には地獄のような辛さです。タクシーを見ると反射的に右手が跳ね上がりそうになるのを左手で押さえつけ、おしっこをガマンしながら歩いてる人みたいにモジモジしながらも漢らしさを忘れぬよう細心の注意を払いマレーシアの街を歩きます。

3分歩いては休み、水を飲み、地獄のようなホテル探しを15分ほど続け、9割9分心が折れたあたりでよさそうな宿を発見。

Eight Guest House

外観もいい感じ

手持ちのガイドブックに記載があり、わりと良さそうなので値段を確認してみます。

少し安くしてくれて80RM(約2400円)でオッケーとのこと、よしよし予算内だぞ。
部屋も確認。
ダブルルーム
窓なしの殺風景な部屋だけどわりとキレイ。というか十分すぎる。
なんとシャワーはお湯が出るし、水圧がチョロチョロなのはこの際どうでもいい。
わりと適応力はあるほうだと思っていて、寝れれば大丈夫、というか屋根さえあれば平気なのです。昔汚いバンガローとかでキャンプしてたし、共同トイレ共同シャワーまったく問題ありません。
手桶のドッポン便所でも正直問題ないです、すぐ慣れる。
体力はないが適応力は抜群なのです。
というわけでもうちょっと探そうという彼女を無視してチェックイン。金がねーんです、カード持ってこなかった僕等が悪い。むしろこれでも高いわ。あと疲れたからもう歩けない。これぞへなちょこバックパッカー。
エントランス
共用ロビー
従業員さんが楽しそうに雑談してて、各国の旅行者もエントランスやロビーでくつろいでいます。すれた人がいない印象で、それだけでこのホテルのセキュリティーがわりとしっかりしているのが分かります。
本気のヒッピーさんが多い宿ってやっぱりトラブル多そうだし、ちょっと気が休まらないですよね、このくらいがちょうどいい。
どんなホテルに泊まるかはかなり重要だと思ってて、旅行の楽しさのかなりの部分を占める気がします。
僕の中では、きちんと人の出入りがあり、宿泊者のバラエティーがあるホテルが理想です。エントランスロビーで旅行者が雑談してたり、一階でバーやってたりすると交流もあって楽しいしベストです。
宿も決まったし、ちょうどお昼なので荷物を放り投げて出かけることにします。

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