インド 5 旅行代理店詐欺?

インド

クラクションの音で目を覚ます朝。

あまりいい目覚め方とは言えないけど、これがインドの日常なんでしょう。
ウクレレ

実は今回の旅での密かな目標。

ストリートミュージシャンをして現地の人と交流する!
ナオトインティライミさんに憧れて(ナオトインティライミさんがそういうことしてたっていうのは帰国してから知りました)
実際には体調不良やあまりのカオスっぷりに断念しましたが、わざわざウクレレを持っていったのはいい思い出。

現地の暮らし
悲しい現実

インドを旅する上で避けて通れないのが物乞いの方との出会い。

小さな子供からお年寄りまで、色々な方が「バクシーシ」と手を伸ばしてきます。
全てに与えることは出来ない、でも全てを無視することも出来ない。
人それぞれ答えを探しながら旅を続けることになると思います。
朝食はホテル横の汚い(失礼)食堂で取る事に。
見た目はあれだけど美味しい
カレー一皿100Rsとか、そのくらいだったと思います。昨日の食事に比べると確かに安い。
厨房の様子
なんというか、家の台所みたいな場所ですね。
この朝食で悟ったんですが、インドで衛生管理とか求めても無理だなと。
食器は汚れてるし、一応水差し(絶対飲んではダメ)とかあるけどちょっと濁ってるし、とにかく汚い。
胃腸に自信がない人は加熱してないもの(皮を剥いて食べる果物は可)を取らないようにおすすめします(おそらくここで飲んだラッシーと生野菜サラダが原因で一週間下痢と発熱に悩まされました)
インドの食事で気をつけることはあとでまとめますね。
食事中、隣の席のインド人が話しかけてきました。
どこからきたの?今日は予定あるの?インドのおすすめ観光スポットは…
いつの間にか食堂のお兄ちゃんたちもテーブルに集まってきて、賑やかな食卓になってしまいました。
何故かみんなと写真とって談笑するっていう、カオスな朝食。
色んな話をしながら食事を終えると、彼が近所を案内してくれると言い出しました。
今日は予定もないのでラッキーな出会い、と思いきや…チャイを飲み、リクシャーで色々な観光地をガイドしてくれて、ここまではよかった。
だんだんお金がらみの場所へ案内され、サリー屋、お土産屋、最後はお決まりの旅行代理店。

インドで旅行代理店関係の被害はすごく多いらしいのです、法外な値段でツアーを組まされて、ろくに案内もされずお金だけ取られて終わり、っていうものらしい。

その代理店に連れていった人にも謝礼が入るようで、よく出来てますね。まあここまで連れてこられるのはしょうがない、ほんとにいい人かもしれないし、分かんないですからね。
でも連れてこられた旅行代理店で高額ツアー組むとかありえないでしょ…
と思ってたんですが、その代理店の方、ちょっと日本語が話せたりします。
僕たちの連れていかれた店の人は
「僕、埼玉大学で勉強してたから日本詳しいよー」
って言ってました。
なるほどこの辺りで信用してまかせちゃうんでしょうね。

結局僕たちは「自由に移動するからツアーはいらない」ってことで速攻断って出て行ったんですが、ほんと手が込んだ誘い方だなと関心しました。
案内してくれた彼は旅行代理店を出てすぐに「友達と映画見に行く約束を思い出したから帰る、バーイ」って消えていきました。
しかし頭から人を疑うのもよくないですからね、もしかしたら心からの善意かもしれないし。

中には適正価格でツアー組んでくれるところもあると思いますよ、多分。
その辺は個人の判断でどうぞ。

気を取り直して午後からの観光を楽しむことにしましょう。

 

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