インド 6 ラールキラー ジャマーマスジット

インド

旅行代理店に連れていかれて、連れていった兄ちゃんはどっか行っちゃいました。
さて、ここはいったいどこでしょう。
今自分たちがどこにいるのか分からないから地図を見ても意味ないですからね、困りました。
しょうがないのでリキシャーの運ちゃんに近所の観光地へ連れていってもらうことにします。

で、おすすめされたのが「ラールキラー」っていうお城。

こちら英語ではレッドフォートと言って、その名の通り赤い城。
リクシャーの運ちゃん曰く、「ニューデリーに来たら絶対行くべきだ」と言うので連れていってもらうことに。「レッドフォートはいいぞー!ここから近いし」
「外国人だけじゃなく、インド人も観光に行くんだぞ!しかもここから近いし」
「俺も一番好きな場所なんだ、だからお前も気に入るはずだ!しかもほんとに近くにあるんだ」

要するにこの運転手は長距離を運転したくないだけなんじゃないでしょうか。
機会があれば仮説をさらに検証してみたいところです。

 

正面入り口から
10分程度で到着。
確かに赤いですね、赤土とかでつくってるんでしょうか?
外国人専用窓口
チケット購入
チケットを購入して入場。
最近のインド事情としては、観光地での外国人料金っていう制度があるみたいで、現地の方とは違うカウンターにてチケットを購入。
もちろん外国人用はちょっと高い。
ギリギリの節約旅行がしにくくなってるらしく、バックパッカーには世知辛い時代ですね。
僕はそこまでギリギリの旅行はしないですけど、安いにこしたことはないので、あまり高くなってほしくはないです。
有名な門(多分)
小物がかわいい
いくつも門があってそれぞれ名前がついてるらしいんですが、まったく見てなかった(何しに行ったの)
ムガル帝国時代の建造物ということですが、今のインドとはちょっと変わった雰囲気が漂う城内。
現地の方もいっぱい
インドではオープンな男女交際がよろしくないと聞いていたが、確かに若いカップルは全く見なかったですね。
未だにカーストが根強く残ってるあたりが関係してるのかも。
意外な事に(リキシャーの運ちゃんの言った通り)インド人の方がいっぱいいて、のんびり昼寝したりして過ごしてました。
憩いの場なんですかね、謎です。正直、特別見るところもなく、しょうがないのでその辺にいるリスを激写して遊んでみました。
とても楽しかったです、今も僕のパソコンにはリスの写真が100枚ほど保存されています。

ラールキラーに飽きたので、続いてはジャマーマスジットへ。
こちらインド最大のモスクということで楽しみにしてた場所。
ラッキーなことにラールキラーの近所にあるらしい、僕等はリキシャーで移動したけど、がんばれば徒歩で行けるくらいの距離らしいです。

バザール

リキシャーを降りて、モスクまで長い参道を通っていきます。
皆さん店を広げて商売にいそしんでます。
人とぶつからずに歩くのは不可能なほどごちゃごちゃ。
竹下通りみたいな感じで、みてるだけで楽しいです。
途中ジュースを購入して100Rs渡したらおつりがないと言われ、もう飲んじゃったしそれ以上細かいのないし困り果てていたら、横にいた爽やかインド青年がかわりに払ってくれました。
なんか、おごってもらっちゃった 笑
当たり前の話ですが、どこにいっても親切で優しい人はいますね。

ジャマーマスジット

雄大ですね、感動的です。
タージマハルをつくった王様がつくったものらしく、そりゃいい建物だわと妙に納得。
しかし、ここに入場するには靴を脱がなければいけないらしく、インドの灼熱の太陽に焼かれた地面が熱い痛い!
男性はそれだけでいいんですが、女性は肌の露出がNGということで

どーん

訳の分からないことになってますね 笑
この人は海外にいくとすぐに国籍不明のおかしな格好になります。

厳かな雰囲気
祈り

真剣なお祈り中。
彼はこの後もずっと神に祈りを捧げてました。

退場するときに、先ほど脱いだ靴を受け取ろうとすると
「50Rs」
って言われてびっくり。
自分で持って入るって言ったのに、サービスだからここに置いとけって言われたんですね。
何回断ってもタダだから置いてけってしつこいからしょうがなく置いていったんですよ、そしたらお金を要求されるっていう 笑
まあ旅行にこういうのはつきものですからね、いいんですけど、払いませんよね。
よく分からない言葉で罵倒されましたが、こういうときは毅然といきましょう。
お金を請求されるならまだマシで、そのまま靴盗られちゃうとかよく聞きますからね、出来るだけ自分で管理したほうがいいですよ。
みなさん旅行中は押しに負けたらいけません、自分の意見を通す交渉もまた楽しいですからね。

腰をおろして休憩、眼下にはトタン屋根のスラム街。
物乞いの方達は焼けた地面に座り込んで必死に手を伸ばしています。
適当な理由を付けて靴を預かり50Rs、1日座り込んでコインだけ。
複雑な気持ちでもう一度街を見下ろしてみると、そこにはさっきと同じスラム街が広がっていました。

 

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