インド 15 ガンジスで朝食を

インド

ラリターガートに戻ってホテルでシャワーを、と思ったら僕らのホテルは水が出ない。

僕「とりあえずシャワー浴びよう」

彼女「でもホテル、シャワーどころか水出ないよ」

僕「あ、そうだった、じゃあペットボトルの水買って身体洗うか… 」

Sさん「よかったらうちのホテルでシャワー浴びたら?お湯も出るよ」

僕「え、ホントですか?!」

Sさん「どうぞどうぞ、遠慮なさらずに」

彼女「でも、やっぱりごめいわく…       僕「ありがとうございます!早速行きましょう!」

彼女「…」

Sさん「そのあと一緒に朝食でもどうですか?ご馳走しますよ」

彼女「あ、いえそこまでご迷惑かけるのは…
僕「もちろんよろこんで!」

Sさん「じゃあ早速行きましょう、こっちです」

僕「はい!行きましょう!ささ、朝は冷えるし早くシャワー浴びて飯にしましょ!」

彼女「…」

Sさんたちはアルカホテルというところに泊まっていて、僕らのホテルよりよっぽど高級。
ニューデリーで泊まってるホテルはメトロポリタンらしく、なるほど安い旅は若者の特権なんだなと妙に納得しました。

ホテルのバルコニーからのガンガー

雄大ですね、というかいいホテルです。
朝食はバルコニーで頂くことに。
ガンジスで朝食、シャレてますね、気分は「ティファニーで朝食を」です。
まあ、お洒落なニューヨーク五番街と違ってここはハエがたかってきますけど。
ホリーゴライトリー役のオードリーヘプバーンもガンジスで朝食を食べる役はやったことないでしょう、ふふふ。

ホットサンドとスープ

ホットサンドはまあ普通に美味しい、けどスープが摩訶不思議な味でちょっと…
するとSさん、これ使いなよ、とバックから味の素と醤油。
醤油美味しい!
こういうの持ってるとホームシックにかかったとき役に立つなと一つ学びました。

食事中、イギリスから旅行に来たという青年と情報交換、彼は南からベンガルール、ゴア、ボンベイと北上してバラナシに来たらしい。
南のほうはすこし様子が違うらしく、リゾート的にのんびりできるそう。
北上するにつれ人が乱暴で嘘つきになってきてるという青年の言葉が印象的でした。
観光地はどこもそうなるんだろうな、しょうがないような気もしますが、全員が悪い人じゃないですからね、いい人はいます、どこにでも。
彼らはこれからデリーに向かうらしく、おすすめスポットや宿などを教えて別れました。

ホーリーパンツ

写真はガンガーで共に抱かれたパンツ。
この河の水は聖なる水なので、何でも清められるらしい。
よってユニクロパンツは聖なるパンツになりました、やったね。

Fuji Ganga Home

食事が終わり、Sさん達と別れていったん宿へ。
水が流れるようになっていたので、トイレをすまし歯を磨いてしばらく休憩。
4時起きだったのと彼女の体調が悪いので、お昼までゆっくり寝ることにします。

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