ソイカウボーイでアホな3人組がはしゃぎまわっています。
ディープなタイツアーはまだまだ終わりそうにありません。
夜のタイを移動
ソイカウボーイから車で10分ほど移動。車内はまだゴーゴーバーの熱気が残っています。
ま「さんちゃん、次はどんなとこに行くと?」
さ「それは着いてからのお楽しみ」
だ「そかそか、なんだろー」
と「楽しみだねー」
車が静かに停車します。
さ「さあ、ここだよ。本当のディープタイランドへようこそ」
ま「あの、さんちゃん?看板にBOYSの文字が目立つけども…」
さ「そりゃそーだ。ここはゴーゴーボーイだからね」
またしても忘れていました。ここはタイランド。性に寛容な国。女性キャストのゴーゴーバーがあれば男性キャストのゴーゴーボーイがあっても不思議ではありません。
さ「まあ行ってみようよ。俺、日本から遊びにきてくれた友達はみんな連れてくるんだけど、わりと評判いいよ」
ま「そうなの?ほんとに?」
さ「ほんとに。今日はちょうどショーの時間だから、本◯が見れるよ」
ま「は??!」
だ「マジか、◯番って、それはすごいな!」
ま「いやいや、見らんでよくね?」
だ「何言ってんの、せっかくだし行こうよ!それにAちゃんが男だった場合に備えて心の準備も必要でしょ?」
ま「だから男じゃねぇ!!」
と「もう確かめたの?」
ま「いや、まだですけど…」
さ「ほら、まこつ、備えあれば憂いなしだって」
ま「君たち、楽しんでるでしょ」
一同「うん」
さんちゃんオススメのお店に4人で潜入します。中は薄暗いながらお客さんは多く、別に怪しい雰囲気はありません。
正面に正方形のステージがあり、奥にはガラス張りの部屋があります。何やら泡がモコモコと湧いてる不思議なガラスの部屋です。
正方形のステージの周りにコの字型の客席がもうけられています。
席に案内されビールを注文すると、ドレスを着たおっさんが隣にやってきました。
おっさん「こんばんはー。初めて来たの?楽しんでいってねー」
だ「どーもありがとう!ドレス似合ってるね!」
おっさん「あらー嬉しい!タバコちょうだい」
だ「はいよ」
後で聞いたところ、さんちゃんはこの店苦手らしいです。店というかショーを見たくないそうです。僕たちの為に自分を犠牲にして案内してくれたそうです、さんちゃんありがとう。
さっきまでノリノリだった彼女とまこつもなんだか真顔でソワソワしています。盛り上がらない3人の横でおっさんと談笑しながら過ごしていると、店内の照明が落ち、ステージだけが照らされます。怪しげなミュージックと共に2つの人影がガラス張りの泡部屋に現れます。
よく目をこらして見ると
それはすっぽ◯ぽんの男達でした
だ「ちょっと!あんなのありなん?!」さ「ありなんです。ここはタイだから」
ここから先はそれはそれはディープな世界でした。絡み合う2人。それがいつの間にか3人に増え、正方形のステージに進み出て、最後は合◯してました、3人で。
ショーが終わり、◯体したままの3人が客席を周りチップを集めています。僕はとりあえず多めにチップを渡して謎に握手をしました。
…….だ「いやーディープだったねー!教えてもらわないと絶対行かないよ、さんちゃんありがとう!」さ「どういたしまして…」
だ「なに、みんな元気ないね」
ま「はぁ、ちょっと衝撃的すぎて…」
と「ちょっとこれは事前情報ほしかったな…」
だ「まあ確かにね…でもゴーゴーバーもそうだけど、ここも教えてもらわなかったら絶対来る事はなかったし、前向きに捉えればいいんじゃない?」
ま「まあそうだね…」
だ「それにまこつにはまだ拭えないAちゃんの疑惑があるし」
ま「もうどっちでもいいよ、俺は愛を貫くことに決めたから」
だ「男だね、かっこいいと思うよ」
さ「とりあえず、夕飯食べようか…」
と「さんせーです…」
バンコク、ディープタイランドツアーはこれにて終了。
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