昼間の行動はかなりアクティブでした。
アローストリートでお昼を食べて、その後タクシーをつかまえて移動。
マレーシアではタクシーにもグレードというかランクがあるらしく、青いタクシーが一番いいらしいです。青タクシーはなかなか見つからないので苦労しました。
やっとつかまえて、とりあえずチャイナタウンへ。
中国人コミュニティはどこの国にいってもすごいですね、自分たちの文化圏を作ってしまうバイタリティはほんとに恐れ入ります。
チャイナタウンには安宿もたくさんあり、活気がすごい。そしてびっくりするほどのパチモン天国。著作権ってしってっか?
「お兄さん、スーパーコピーのグッチ、安いよ!」
って言われても「わー、すごーい」とはなりません、日本人的には。
他の国の人は違うんですかね、ほんとに謎です。
その疑問を解消すべくしばらくお店を観察していたんですが、やっぱり誰も見向きもしません。
自称「違いの分かる漢」の僕ですが、みんなそれなりに違いが分かってるようです。安心しました。
そんなチャイナタウンを一個30円のマンゴーを食べながらあてもなく歩くのはとても楽しかったです。
お茶飲んで休憩してると目の前がバス停なことに気付いて、よく見ると日本でいうはとバスみたいな観光バス乗り場っぽい。
15〜30分間隔でルートを回ってるようで、ちょうど席を立ったタイミングでバスが来たので乗ってみることに。
だ「ハーイ!お兄さんこれ乗っていいの?」
乗務員「どーぞどーぞ、ルートマップそこにあるから持って行って」
だ「ありがとー。ところでチケット持ってないんだけど大丈夫?」
乗務員「大丈夫、後で持って行くからそんときお金ちょうだい」
だ「オッケー」
………
乗務員「一人32RM(約1000円)だから二人で64RM(約2000円)ね」
だ「え、マジで?高いね…」
乗務員「このバスはグレートだからね、まいど」
何がグレートなんだか分からないけど高いっす、ホテルでデポジット払ったしご飯も食べたからすでに1日分の予算をオーバーしてます。
もう乗っちゃったからしょうがないけど、ここはポンポン金使っていい国じゃないですね、物価が高い。
このバスはチケットが発券から24時間有効なので、その間ならどこで乗って降りてもいいシステム。
まったく観光する予定がなかったけどこれに乗ってれば市内の観光スポットは回れます、おすすめ。
マレーシアは他民族国家なので町並みもエリアによってガラッと変わります。
近代的なビルの中に小さなモスクがあったり、神様を祭る社があったり、バスからみる町並みはとても面白かったです。
リトルインディアという地区があってそこが面白いらしいので降りてみます。
香辛料の匂いが鼻をつきます、小綺麗な町並みにインドの香り。
面白いのがコミュニティーが変わると物の値段がまったく違うところ。チャイナタウンで30円だったマンゴーがここでは100円、他のエリアでは300円とかします。売ってるお土産やジュースの値段も地域によって違うのは面白いですね。
自由でいいですね、日本でも昼寝出来ればいいのに。
ちょっと脱線するけど、海外に行って一番楽しいのは自分の中の常識が崩れること。
知識が増えるほどに盲点が生まれるのは人間の性です。思考が凝り固まっていくんですよね、これはもうしょうがないことだと思います。
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